築50年中古住宅リフォーム!
皆様こんにちは!鹿沼です!
気が付けばもう師走ですね
あっという間に過ぎ去ったこの1年
特に思い出深かったリフォーム工事を
ご紹介したいと思います(^^)/
こちらは築およそ50年の中古住宅を
お客様が購入し1階内部を
ほぼ全面的にリフォームするという計画
しかしなかなか一筋縄とは行かず・・・
まず、売買契約が完了するまで
建物内はもちろん
敷地内にも立ち入ることが出来ず
しかも、諸事情により完成期日は
厳守しなければならず
また、事前の概算見積金額内に予算を
収めなければならないという
スタート時点からかなりハードルの高い状況
時間的猶予がない中で
建物の明け渡しを受けると同時に
着工することとしました
もう気合と根性・・・ではなく(^_^;
事前打合せと工程計画を
考慮したうえでの判断です!
始めに解体工事からの着手ですが
工事が始まってすぐに
自分の誤算に気づかされます
何と家の中の壁が土壁だったのです(T_T)
これがなかなかの強敵でした
土を崩すのも運ぶのも
想像以上に手間と時間が掛かります
「もうマスク何回交換すれば良いのか
わからないよ~」と言いつつ・・・
全身ホコリまみれになって
大工さんに格闘して頂きました!
作業分担として自分は
壁に捨て貼りするための
既存京壁仕上材撤去を行いました
噴霧器で壁を濡らしながら
ひたすらコテでそぎ落とします(*_*;
これもなかなか手強い相手ですよ~
もう腕の筋肉が3倍くらいになった感じ?
敵に不足はなかったですね(笑)
さすがに築50年の家なので
当然我々のリフォームの都合など
考えては作られていません
車椅子を使用される予定のため
玄関土間と上り框との高さ関係
庭の高さ関係もあるので中々難しい・・・
普段から介護をされているお客様との
会話の中で介助者がいる場合
必ずしもスロープは必要ないことが分かり
マニュアル通りの対応ではなく
実際の使われ方を知ることが
いかに大切か改めて感じられました
お客様には毎日現場に足を運んで頂き
私たちと一緒になって
ああでもないこうでもないと話し合って
いたのがつい昨日の様な気がします
工事中は想定外のハプニングもありましたが
その時々でメリット・デメリットを
考慮しつつ最適解を出して行き
最終的には多くの方々の
ご協力のおかげでm(__)m
無事故・無災害かつ工期・予算共に
計画内に収めることが出来
また、お客様からもうれしいお言葉を
頂くことが出来ました(^^)
ありがとうございます!
ではビフォーアフターをご覧ください!
▼薄暗かった和室も明るくきれいに♪
▼不要な間仕切り壁は撤去し開放的に♪
▼閉鎖感のあった縁側も心地良い空間に♪
▼段差も解消され機能的になりました♪
▼和室から使い勝手の良いスッキリ空間へ♪
▼晴れた日にはウッドデッキでティータイムを♪
▼清潔感溢れる機能的なトイレに生まれ変わりました♪
今回のリフォーム工事では
古い家ならではの困難もありましたが
困った時やピンチの時に
それを乗り越え助け合えるのが
真の仲間であり大切な財産なのだと
改めて実感することが出来ました
最後になりますが
素晴らしい人とのめぐり逢いにそして
色々とご配慮いただきましたお客様をはじめ
この工事に携わった全ての方々に感謝申し上げます
ありがとうございましたm(__)m